知ってました?
衣類についてる洗濯表示の「ドライクリーニング」は
洗濯機の「ドライコース」で洗えると思ってました。
実は「ドライクリーニング」と「ドライコース」は
洗い方が全然、ちがうんです。
洗濯機の「ドライコース」ってどんな洗い方をするのか?
ドライコースとは洗濯機の洗い方のコース名。
メーカーによって「おうちクリーニング」「ソフトコース」「手洗い」など
コース名が違います。
ドライコースでの洗濯方法はつけおきや手洗いに近い洗い方。
すすぎも優しく、衣類が絡みにくいのでデリケートな衣類を
洗う時におすすめのコースです。
洗濯する前に衣類の洗濯表示を確認
下記の表示の場合、ドライコースでの洗濯をおすすめします。
洗濯表示 | ||
〇 | 手洗いによる洗濯処理。 水洗いOK 洗濯機のドライコースで洗えます | |
× | 水洗いできないので 洗濯機でも洗えない。 ドライクリーニングのマークが ついていればクリーニングに出せる。 |
洗濯機の「ドライコース」で衣類を洗濯する方法
30度以下の水洗いがオススメ。(温度が高いと縮みやすいから)
洗剤はおしゃれ着洗い専用の中性洗剤で洗う。
(色あせや縮み、型崩れを防ぐ成分が入っているので衣類に優しい)
醤油、汗ジミなど水性の汚れがあるときは洗う前に中性洗剤で
汚れているところを部分洗いしておく。
洗濯機の「ドライコース」ではどんな衣類が洗濯できるの?
洗濯機のドライコースで洗える衣類は
セーターやニット カットソー、スカート、ブラウス、ワンピースなど
・デリケートな衣服
・傷みやすい衣類
・伸び縮みしやすい衣類
・型崩れしやすい衣類
・ドライクリーニングするほどでもない衣類。
ドライクリーニングのマークがついてても、
水洗いマークがついていればおうちでも洗濯できます。
衣類タグについてる洗濯表示「ドライクリーニング」の洗濯方法
洗濯表示のドライクリーニングは、水を使わず、
ドライクリーニング溶剤(有機溶剤)で洗濯します。
ドライクリーニング溶剤(有機溶剤)は、
おうちの洗濯機では洗えません。
クリーニング屋さんにお願いしましょう。
ドライクリーニング溶剤(有機溶剤)は無色透明の液体。 エーテルのような臭いで蒸発しやすく、水に溶けにくい。 油脂などの油を溶してくれるので汚れを取ることに効果的です。 |
クリーニングに出す前に衣類の洗濯表示を確認!
クリーニングに出す衣類は洗濯表示に
ドライクリーニングマークがついてるか確認する。
衣類に付いてる洗濯表示
洗濯表示 | 詳細 | |
〇 | クリーニング店で洗ってもらえる | |
〇 | クリーニング店で洗ってもらえる | |
〇 | クリーニング店で洗ってもらえる | |
〇 | クリーニング店で洗ってもらえる | |
× | クリーニング店に相談する |
クリーニングに出したほうがいい衣類 ・水洗いでは色落ちしやすい生地 ・傷みやすい衣類、 ・型崩れしやすい衣類 ★水を使わないので縮んだり型崩れしない。 |
油を溶かしてくれるのでオイル系のシミや口紅などの
油性の汚れを落とすのに効果的です。
ドライコース、ドライクリーニング。違いがわかれば節約できる!
今までクリーニングに出してた衣類の洗濯表示を確認してみてください。
家で洗えるものがあるかも!?
洗えるものがあれば、クリーニング代が節約できます。
ただ、扱い方を間違うとせっかくの大切な衣類が台無しに…。
かえって高くつくかもしれないので
不安な場合はクリーニング屋さんに出すほうが安心です。
ドライコース | ドライクリーニング | |
水性の汚れ 醤油、汗ジミなど | 〇 | × |
油性の汚れ 口紅、オイル、油脂汚れなど | × | 〇 |
洗濯方法 | 洗濯機のドライコース 手洗いで洗える | クリーニング店に出す |
洗剤 | おしゃれ着洗い専用の 中性洗剤 | クリーニング店にお任せする (ドライクリーニング溶剤) |
まずは洗濯表示を確認してください(^^♪